FX-1再試行


ネオパンスプレスト(期限切れ)/ペンタックスMZ-10/SMC PENTAX-P 50mm/フィルムスキャン

 前回現像ムラがでた自家調合高鮮鋭現像液FX-1でふたたび現像をしてみた。用心して攪拌は前回よりも丁寧に、時間は12分で行ってみた。が、再びムラが発生。前回よりむしろムラがヒドイ気さえする。

 理由は何か?

 (1)フィルムが原因

 一つ目としてネオパンプレストとの相性が考えられる。FX-1が低感度フィルム向きということは低感度フィルムでは現像ムラが発生しにくいのかもしれない(違う気がするが)。あるいは今回使ったのは期限切れフィルムのため、なんかムラが発生しやすくなるような化学変化がおこったとか。昔のフィルムだと大丈夫だけど現在のフィルムだとダメだとか。

 (2)現像液が原因

 もうひとつは現像液自体に問題があるというもの。計量ミスによって薬品の量が間違っていたかもしれない(たぶんないとは思うけど)。水には煮沸などしない水道水をそのままで使ったのでその影響があるかもしれない。水の影響ってのはかなり高い確率でありそうだ。

 (3)現像が原因

 三つ目は、攪拌がマズイ、現像タンクがマズイ、ということは可能性。この可能性が最も高いが、すくなくともHC-110ミクロファイン1:1、T-MAX現像液などでは問題となっていない。それらでも実はムラは発生しているのに気づいていないという可能性も在るが、すくなくとも私が気づかない程度に抑えられている。(厳密に言えば全ての現像においてムラは発生しているはずであり、気付かない程度におさられていればオッケーと考える)


 正解は「いずれも」という気がする。が、これ以上FX-1に取り組む気はないのでわからない。

 次は、なににしようか。やはりPC-TEAかなあ。もうムラはいやなので、ムラが発生しにくそうなのがいい。